みなさん、こんにちは。
先週末に日置市の丸山喜之助商店へ見学に行きました。
僕は「社会科見学」のようにメモを取りながら、嫁さんは「すごい!すごい!」と興奮気味に動画を撮りながら…楽しいひとときを過ごしました。
その様子を3分で振り返りましょう!
そもそも「丸山喜之助商店」って?
「あぁ〜、このロゴ見たことがある!」と嫁さんが言っていました。
丸山喜之助商店は僕たちの住む川辺にも支店があり、僕もよくお世話になっています。
今回、伺うきっかけになったのは…なんとInstagram。
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嫁さんが頻繁に農作業の様子をUPしているんですが、そこで繋がったのが日置市の職員さん。その方が「日置市で生ゴミで堆肥を作っているんです! よかったら見に来ませんか?」と声をかけてくださり、今回の「大人の社会科見学」が実現しました。
丸山喜之助商店は、トータルリサイクルカンパニー。
再生資源・リサイクル事業や廃棄物処理事業、トーラルサービスと多岐にわたります。会社のHPを見ると…
「リサイクルを通じ社会に必要とされる新たな価値を創造し、地域社会の発展に貢献し続けることを使命とする」と書いてありました。
本当に、有言実行されている会社だと痛感しました!(別に喜之助さんの回しもんじゃないよ!)
思わず聞いてしまったんです。
「なぜ、生ゴミから堆肥を作ろうとしたんですか?」と。
すると、返ってきた答えは…
「もったいないじゃないですか! 今まで焼却処分していたけれど、何かに転用できないかな?と考え始めたんです。」と丸山さん。
試行錯誤すること10年以上…開発当初はうまく堆肥化できず腐敗するばかりだったそう。それでも諦めず、開発を続けていたそうです。
SDG’sやサスティナブル、循環型社会などが叫ばれる2022年ですが…
「10年以上前はそんな時代じゃなかっただろうな」と想像すると、
きっと「そんなことして何になるんだ?」とか「金にもならないだろう」とか反対もあったんだろうな。
嫁さんが興奮気味に「すごいよ! 時代がやっと丸山喜之助商店に追いついたんだね!」と話していましたが、本当にそうだと思います。
生ゴミ堆肥はどのように運用されているの?
この生ゴミ堆肥は「よかん土」と名付けられ、日置市の多くの農家さんが使っているそうです。
この「よかん土」を使うと、土がふわふわに柔らかくなるそうです。
その秘密は…「糸状菌」。
写真で見てわかるように、良質な菌がたくさん!
発酵していて湯気も出ている!
その様子はこちらでも確認できます。
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今季のメロンにはこの「よかん土」を混ぜています。その量、1,7t‼︎
めっちゃたくさんもらいましたが…できることなら「よかん土onlyで育ててみたい!」です(笑)
どうやって生ゴミを集めているの?
ここまでシステム化がうまくいっている1番の要因は、後援に「日置市が完全バックアップしている」ことが大きいそうです。
確かに、丸山喜之助商店を伺う道中、至る所に生ゴミ回収用のバケツがありました。
市民の皆さんが取り組みやすいように色々工夫されていて、
生ゴミはいつでも回収箱に入れてOKなんだそうです。
きっと住民にも市役所内部にも受け入れてもらうまでめっちゃ大変だったんだろうなぁ~と思うと、本当に尊敬します。
今回、僕たちと丸山喜之助商店を繋いでくださった市役所職員の久木崎さん、ありがとうございました‼︎
今季のメロンは廃菌床も入っているし(この記事もまた後日書きます)、
よかん土も入っていて、美味しくなる予感しかありません(笑)
どんな味になるのかな~
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